映画製作・配給会社に勤める和南城は、一本の自主製作映画を気に入り、脚本家と話したいと思っていた。ある日、映画サークルに所属している大学生の晴生がバイトで入社する。始めは人見知りで無口な子という印象だったが、和南城は彼があの映画の脚本家だと知り、積極的に話しかけるようになる。そうして徐々に心を開き、自分に笑顔を見せてくれる晴生を可愛いと思い始め――。※本コンテンツは【単行本版】を分冊したものです。分冊版や単行本との重複購入にお気をつけください。