広告代理店に勤める土屋が知人のカフェで知り合ったのは、独特の雰囲気をまとっている図書館司書の清水。十歳年上の彼のことをもっと知りたいと思い、土屋はカフェに通い交流を重ねていく。しかし、昔の恋人のことで誰にも言えない大きな傷を負っていた清水は、「君と僕は楽しく『遊ぶ』ところまで」と土屋と深い関係になることを拒絶する。立ち入れない境界線を引かれた土屋だが……※電子版はmimosa本誌掲載時のカラーページをカラーのまま収録しています。