パパ活目当てで声をかけた男にホテルに誘われる。ルックスもそこそこだし…まぁいいかと付いていく。お互いに欲しいものを得る何が悪いのか私には分からない。ある日、お金目当てで声をかけたその男が姉の夫になった。突然わが家に姉を貰いにやってきた男を私は知っていた。家族に言えるような出会いじゃない。それは二人だけの秘密――。姉の知らないこの男を、私だけが知っているという優越感。ただそこに愛はなかった。