著者名:
てり〜ぬ | |
ベルソレイユの王子・ルミエールは、誰をも虜にするほどの絶世の美青年。自他共に認めるその美貌と優しさで、毎日のように各国の令嬢から手紙やプレゼントが届き、求愛される日々。すべての手紙に返事をしていたが、いつまでも“みんな”の太陽であり続けようとするのは逆に不誠実だと考え、婚約者を決める盛大なパーティーを開催することに!!そこで出会った笑わない令嬢・クララ。他の令嬢たちとは違い、自分になびく様子がない彼女に動揺したルミエールは熱烈なアプローチを仕掛けるもののパーティーの間、ただの一度も彼女を微笑ませることは叶わなかった。生まれて初めて味わった敗北感。なんとしても彼女に自分の光を届けてみせると、婚約者として迎え入れることにしたのだが――!?
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