著者名:
文月黒/鈴木理華 | |
婚約者と妹の不義が発覚し、婚約を破棄することになったアッシュフィールド伯爵令嬢・ウルスラ。貴族としての教育をうけたためか感情をうまく人に表現できない彼女は、自分には女性としての魅力がないと思い悩んでいた。そのなかで起きた今回の不義により、彼女は家を継ぎ領主として生きていくことを決めるのだった。そんなウルスラの元に、レインバード家のベルナールが婚約を求めやってくる。感情をうまく表現できず『氷の令嬢』と呼ばれるウルスラ事故により、夢であった騎士の道を諦めざるをえなくなったベルナール。心に傷を抱えた不器用なふたりの恋は――
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