大安吉日、日本晴れ。呉服屋「市橋」の跡取りである俺は今日、我が家に嫁を迎えることとなった。嫁の名前は蒼(あおい)。まだ18歳の大学生だ。白い肌、黒い髪…日本人形のように美しい蒼には、白無垢がよく似合う…って、それは白紋付!?俺の「嫁」は男───!?しかもあろうことかその初夜、「幼い日から嫁入りを心待ちにしていた」と蒼は俺を押し倒してきて…!?※この作品は単行本版『嫁に来ないか〜呉服屋の嫁〜』に収録されています。重複購入にご注意ください。