転勤で大阪にやって来たバツイチ真面目リーマンの曽我は、家庭的な小料理屋『たまえ』の常連になる。あらっぽくて苦手なはずの関西弁も、年下の店主・栄枝だと何故だか怖くない。栄枝の料理に胃袋をしっかり掴まれた曽我だったが、栄枝から「好きやねん」と熱心に口説かれてしまう。離婚してからもう誰とも恋愛なんてしないと思っていたのに、ある日体調を崩して弱った曽我が、無意識に会いたいと思ったのは栄枝で――…?※この作品は単行本版『好きやねんけどどうやろか【新装版】』に収録されています。重複購入にご注意ください。