著者名:
志波冬弥 | |
元プロゲーマーだった操<みさお>は大会での痛恨のミスにより敗退した。大会直前、彼の師でもあり兄のような存在だったチームバディ月彦<つきひこ>の死も重なり、天才といわれたセンスの持ち主だったが二つの不幸はトラウマとなり彼はゲームの世界から身を引いた。それから2年…。大学生になり静かに暮らしていた操だが、ある日、月彦の弟の太陽<たいよう>から兄のアカウントでなりすましをしていると因縁を付けられる。誤解はとけたが、犯人捜しに無理矢理つきあう事になった操は謎のアカウントとかつてのゲームで勝負をすることに…、止まっていた時間が再び運命を引き合わせ、また熱いゲームシーンは彼を引き戻す事になった。
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