巫女の血筋でありながら霊力がなく「能なし巫女」と疎まれている小夜。ある晩、妖に襲われそうになった小夜は、自らが信仰する鬼神・暁に助けられる。実妹で小夜の代わりに巫女を継いだ七星はそれを聞きつけ、小夜は「鬼神の花嫁」として生贄に出されることに。生贄の儀式の最中、小夜は花嫁衣装のまま逃げ出そうとする。そこに現れたのは――…。