著者名:
福太郎 | |
〈あらすじ〉内気だが心優しい寧々との触れ合いを通して、自身の音楽と生き方を見つめ直す勇吾。そんな日々も束の間、勇吾の素行の悪さを腹に据えかねた学級委員長、笹森朱音に定期テストでの勝負を吹っかけられると、売り言葉に買い言葉で戦闘態勢に。一方、勇吾に想いを寄せる寧々のライバル、平坂マユは、勇吾との関係を深めるべく攻勢をかける。勇吾の周囲で巻き起こる出来事に翻弄されつつ、恋と友情の間で揺れる寧々。そんな中、音楽事務所の社長川久保が勇吾に命じたのは、故郷を訪ね、その過去を巡る『巡礼の旅』。その身に降りかかる不条理に抗いながら、勇吾は高らかに『鐘の音《ラ・カンパネラ》』を響かせる。少女の恋は、孤独な天才の傷ついた心を救うのか──攻撃的ボーイミーツガール・ストーリー、第二曲!〈著者からの一言〉こんにちは。福太郎です。1巻を発売してからだいぶ緊張しておりましたが、お陰様で第2巻を無事発売することができました。今回は作中屈指の火の玉ガール、マユの生き様を掘り下げつつ、勇吾が自身の過去と向き合い、パワー系むっつりヒロインとしての片鱗を見せ始めた寧々との関係をより深めて、いちゃラブの狼煙をあげる内容となっております。書籍版特典SSには、毒舌マネージャー真樹と10歳のちびっ子勇吾のお話をご用意しました。鮮やかな青を基調とした表紙イラストは前巻に引き続きdaichi先生。挿絵イラストも素晴らしいものを描いていただきました。私のお気に入りは勇吾の演奏シーン。腰を抜かすほどカッコいいです。どうぞ最後までお楽しみ頂けましたら幸いです。
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