最愛の人が遺したのは、臓器と自分の子どもでした。 最愛の恋人・千津子と別れ、色褪せた日々を送る圭祐はある日、彼女と自分の子供だと言う少年・航士に出会う。驚きつつも喜ぶ圭祐だが、彼女の死を告げられた。失意の圭祐に航士は「母の臓器提供(ドナー)相手に会いたい」と協力を頼むが・・・・・・。 父と子になりきれない未満家族が、最愛のカケラを訪ねる、ひと夏のセルフポートレイト第1巻。