王国で唯一“Sランク冒険者”の称号を持つルーク・オットハイド。救国の英雄として名を馳せた彼はしかし、その絶大なる力を危険視され、戦友に寝首をかかれ命を落とした・・・・・・。「うおおおおお! 流石はルーゴさん!」場所は変わり、寂れた田舎村アーゼマ。この村に「ルーゴ」なるとんでもない存在がやって来たのは三か月前のこと。規格外の剣技と魔法を行使するルーゴは、周囲の魔物をあっさりと一掃。森に住む妖精王すら退けたことで、シルフと共生することとなった村は大きな賑わいを見せることに。だがルーゴを欲し、ルークのパーティメンバーであった聖女リーシャが村を訪れることになり・・・・・・?実はルーゴの正体は英雄ルークその人。奇跡の力である「加護」。そしてルークの持つそれは不死をもたらす「不死鳥の加護」。つまり、ルークは絶対に死なない、文字通りの最強で!?最強による、最高のスローライフ(?)、開幕!
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