著者名:
八重/榊原なる | |
ヴェーデル伯爵家の長女シャルロッテはとある理由により家族から虐げられて暮らしていた。幽閉された日々を送る彼女のもとにある日、冷血公爵と呼ばれるエルヴィンから婚約の話が舞い込む。問答無用で嫁がされることになったシャルロッテだが、エルヴィンは冷血公爵とは名ばかりのシャルロッテをとても愛する男だった。彼と共に過ごしていく中で何も知らなかったシャルロッテは多くのことを学び立派に成長していく。一方、シャルロッテのいなくなったヴェーデル伯爵家では不幸な出来事が起こり――。愛も何も知らなかった女の子とそんな彼女に恋をした公爵の甘酸っぱくも心が温かくなる物語。
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