著者名:
ももよ万葉/八美☆わん | |
伯爵令嬢オフィーリアには、「嘘がわかる」という特殊能力がある。その能力ゆえに、人付き合いができずに引きこもって暮らしていた。ある日、以前一度だけ見かけた公爵クラウディオの麗しい姿を再度見たいあまりに、苦手な夜会に参加してみたものの……。周りの貴族の「嘘ばかり」の会話に混乱し、よりによって憧れのクラウディオの目の前で、オフィーリアはおかしな行動を取ってしまう。しかし、その行動によって「嘘がわかる」能力の存在を知った「大の嘘嫌い」のクラウディオは、自らが長官を務める刑部省へ、彼女を強引に引き抜くのだった。クラウディオの婚約者であるステッラには目をつけられ、さらには犯罪者の取り調べで怖い思いをしながらも、個性豊かな同僚たちのおかげで、なんとか日々の業務をこなすうち、オフィーリアは「ある神聖な儀式にまつわる事件の謎」にかかわることとなり……!?
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