とある小国の王子・ユタは後継者争いから逃れるために他国へ亡命を図っていた。その道中で盗賊に襲われ意識を手放したユタが目覚めると、盗賊の青年・ラズに拘束され跨がられていて……ユタとの交わりでラズの青白かった顔はみるみると赤みがさし、肌には鱗のようなものが浮かび上がっていく。お前は一体何者なんだ、ユタの問いにラズは告げる。「俺はね 龍神様だよ」と──