著者名:
めろん | |
「今時こんな塾すぐ潰れるわよ。授業料を返してほしいくらいだわ」今の時代、学歴がすべて。学校の劣等教育だけじゃ周りに置いてかれちゃう――姑は教職を引退後、自宅で塾を開講している。姑と同居することになった私も講師として教鞭を振るい、娘も通わせることに。姑の塾はこじんまりとした規模で小学生を対象として生徒数は10数名。よく言えばアットホームな雰囲気で、悪く言えば…規則もない緩い雰囲気。勉強もそこそこに、外遊びを姑自ら発案して賑やかに遊ぶことも度々あるし…でも、月謝を払ってソレって大丈夫…?案の定、親からはそのたびにクレームの電話が鳴り―私も娘には良い点数をとってもらいたいし…親の義務と子どもの主張がぶつかり、予想もしない展開になっていき―!?
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