兄弟のように育った従兄弟同士の凌央と千歳。千歳の母は千歳と兄を差別し、自宅の居心地が悪かった千歳は作家デビューをきっかけに凌央と同居することに。それから二年、ふたりは社会人生活を普通に送ってきたが、会社員の凌央と違って作家の千歳が引きこもりがちの生活になっていた。そんな千歳に出会いを提供しようと凌央は…。