時は江戸、番頭(ばんがしら)の娘・桜井香我美は、主君の警護をする別式女になることを志し、日々剣術の修業に明け暮れていた。剣術道場の師範になった香我美は、ある夜、3人の男に狙われ深手を負ったまま行方不明になる。身を案じる母に対し、不覚を取り己を恥じ修業をしているという父。香我美のいないうちに襲った3人の男は、悪らつ非道な行為をエスカレートさせていく……。痛快刀剣時代劇!