著者名:
北川ニキタ/茨乃 | |
アメツはクラビル伯爵の奴隷として日々を過ごしていた。クラビルはアメツに対し無理難題な命令を下しては、できなければ契約魔術による激痛を与えており、そんな激痛から逃れようとどんな命令でもこなせるようにアメツは魔術の開発を行っていた。 ある日クラビルから下された「隣国のある貴族を暗殺しろ」という命令を忠実にこなそうとしたアメツは屋敷に忍び込み、暗殺対象のティルミお嬢様を殺そうとした。 けれど、ティルミお嬢様によってアメツの運命は大きく変わることになる。「あなた、私の物になりなさい!」虐げられている間に最強の魔術師になっていたアメツは、自分を救ってくれたこの天使のようなお嬢様を命をかけてお守りすると誓う。一方のティルミお嬢様は密かに壮大無計画を進めていた……。
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