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2024/02/21
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弁理士・大鳳未来

著者名: 南原詠
作品詳細

「いちごの名前が盗まれた!生み出す者、守る者、奪う者。三者三様の熱き戦いに涙。」−−永沼よう子(弁理士)第20回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作家、受賞後第一作は「いちごの名前」が題材です! 特許権を盾に企業から巨額の賠償金をふんだくっていた凄腕の女性弁理士・大鳳未来。今は「特許権などの侵害を警告された企業を守る」ことを専門に東奔西走している。宮城県の久郷いちご園では、久郷出身の大学研究員・初田優希が、新品種“絆姫(きずなひめ)”の開発に成功。さらに世界的なパティスリー「カリス」に気に入られ、クリスマスケーキに使用されることになった。しかし出荷前日、大手商社の田中山物産より「『絆姫』という名称は当社が持つ商標権を侵害している」との警告書が届いたのだ。カリスからは、名称変更せずに速やかに解決すること。もしくは全被害額を支払うよう宣告される。いったいどの段階で名称が漏れたのか−−。分が悪すぎる状況のなか、クリスマスは刻々と迫り、大量のいちごは出荷できない−−。追い詰められた未来は驚天動地の勝負に出る!

出版社:宝島社
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