著者名:
著:草原いちは | |
幼い頃に両親を亡くした結斗は、遠縁の榊(木へんに神)家に引き取られ、実の子と変わらない愛情を注がれて育った。 それは兄の啓太も同じで、幼少期から高校生になる今まで結斗の事を本当の弟のように可愛がってくれた。 そんな啓太に対し、いつしか恋心を抱いていた結斗。 この想いは胸にとどめておこう…そう心に誓っていたある日、怪しげな店で怪しい飲み物を飲まされる。 「この飲み物を飲んだものは、意中の相手を虜にできる」 まさかそんな…と思いつつも、万が一ということもある。 「キスをしてほしい」 勢いで言った要望を啓太に伝えた結斗だったが…?
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