著者名:
ソーラーぱぷりか | |
「僕は明音の気持ち…何も気づいてあげられなかった…」明音が僕の知らない男と愛し合っているのを覗き見ながら、思わず涙がこみ上げて…――明音とは小さい頃から一緒にいる幼馴染で、告白はしてないけど正直恋人みたいなもんだ。でも受験が終わったらちゃんと告白しようと思っている。受験勉強に明け暮れて明音としばらく会えずにいた夏休みのある日、コンビニから出てくる明音を見かけて声をかけようとすると、彼女に話しかける男に気づいた。明音も顔を真っ赤にしつつ親しそうにそいつと話している。明音のぶら下げる袋にはコンドームが…爆ぜる鼓動を抑えつつ、後をつけてみる。彼女の部屋で抱き合う二人。そこには僕の知らない明音がいた…
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