我われの日常生活に欠かせない布、その布をめぐる歴史的営みを振り返り、なかでも文化の集積(伝統)としての染そのものについて、およびその技法ついて学ぶ。これから作品を制作していく際の作り手を支える力となり、現代社会が抱える大量生産・大量消費といった諸問題解決の手掛かりともなるであろう一書。