ようこそ、執着愛の極致へ――…慈善活動をしていた両親を紛争地帯で亡くし、兄の遠羽も手足の自由を失ってしまった。その中でも献身的に兄の介護を続ける弟の繭。人々はそんな弟を「正しく素晴らしい」と称賛していた。−−けれどそれは表の姿に過ぎなかった。繭は家に帰れば兄に一日中玩具を挿入し、イってもイっても終わらない快楽漬けの調教を繰り返していたのだ。そんな中、遠羽が家を抜け出そうとしたことから、二人の関係は変化し始めて……支配欲に侵された弟×手足と言葉を失った兄の、究極の箱庭愛。