組同士の抗争で傷を負った兵藤を助けたのは、そっけない態度の盲目の彫刻師・橘。手当を受け橘の家にやっかいになった兵藤は、夜な夜な自分に触れる謎の手の感触をなぜか嫌いになれずにいた。傷も癒えはじめた兵藤は、橘の作業場で、ずっと考えていた「あること」を橘に話す。※この作品は過去配信しておりました「霞がかった輪郭の先」と同内容になります。重複購入にご注意下さい。