著者名:
福田素子/早野香寿代 | |
「20歳までしか生きられない」――1歳の時、進行性で治る見込みのない難病“筋ジストロフィー”を発症し、20歳まで生きられないと医師に宣告された早野香寿代(はやの・かずよ)。「いつ死ぬんだろう」という恐怖と「その日が来る前に死のう」とあきらめにも似た感情が襲うなか、自分で自分のいのちを断つ怖さと、自殺した後の母への思いが彼女を死に走らせなかった。そして「このままでは生き地獄だ」という遺書を残して自殺した中学2年生への思いが「もてあそばないで」という詩に結実する。いじめられる方もいじめる方もいのちをもてあそばないでほしい――彼女の詩に込めた思いは数多の共感を生んでいく。早野香寿代の創作した詩の内容をエッセイにし、漫画化したシリーズ第1弾!!
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