城戸スズカは生命保険会社と250ccライダーの二足のワラジを履く21歳。そんなスズカには一途に憧れ続けるライダーがいた。それはレース中に事故死した天才ライダー・上尾オサムである。スズカはオサムの死でショックを受け、レースを止めようと思い悩む。しかし、サーキットの端でオサムが事故にあった時に被っていたヘルメットを見つける。スズカはそれを被り、オサムの追悼レースに挑んだ。するとレース中にヘルメットから死んだはずのオサムの声が聞こえて……!?