著者名:
氷室桜 | |
「マスター、いつもの」 堅物なエリート証券マン・葛原誠吾(くずはらせいご)の昼食は、ラーメン店「大貴」(だいき)の大貴ラーメンと決まっている。彼が毎日そこへ通う理由はただ一つ…元ヤンでちゃきちゃきな店主の向田貴紀(むこうだたかのり)に惚れているから、だ。不器用なアプローチを続け、やっと裏メニューを出してもらえるようになったある日、「大貴」は突然閉店してしまう。共同経営者の借金で、店ごと担保に取られてたらしい。それを聞いた葛原は思わず貴紀に言っていた…「僕が店を買い戻します。あなたの体を担保に」。大胆発言から始まる同居の行方は!? 人気シリーズ、いよいよ電子化!
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