かつては天才料理人として名を馳せていたが、今では料理教室の講師を務める凌。彼の元を訪れたのは、上代グループの傲慢な御曹司で元恋人の祐士だった。「僕には君が必要だ。公私共に僕を支えてくれ」とプロポーズされてしまう。その上、幼なじみの同居人・大樹にまで「君が好きだから君を守りたいんだ」と告げられて凌は戸惑う。ライバル心を燃やした二人は、凌を射止めるために料理教室に通い始めるが──?