第3次世界大戦が長引き、急速な人口減少から軍人のクローンが造られるようになっていた。市谷基地に移動中の北条二郎大尉の前に、1年前に死んだ親友・佐上唯のクローンが現れる。唯の役目は基地への案内というふれこみだったが、実は国家反逆罪に問われている二郎の暗殺を命じられていた。親友だったときの記憶がない、クローン唯。果たして二人の運命は?