【手放すくらいなら、いっそ――】 透は自分の母親が起こした交通事故によって両親を失った少年・優也を引き取る事に。以来、互いに“家族”という温もりを求め、支え合うように暮らしていたが、いつしか優也さえいればそれでいい…と思うようになっていて…?