日本から異世界のマデューク王国に転生した少年・ラムゼイ。貴族として生まれたものの、家を継げない三男という立場から不毛の領地だけを与えられた彼は、同じく家を継げないような少年たち――宿屋の四男、木こりの末っ子、農家の五男、大工の次男らと一緒に村を出て新たな村を開拓していくことに。転生してもチートはないラムゼイは、仲間たちと一緒に平和に暮らそうとするのだが、様々な苦難が襲ってくる……。