「理沙といる限りあたし誰からも愛されへん気がするねん」 美人でモテモテ、物事をはっきりいう親友の一の宮理沙に嫉妬する自分が嫌で、避けるように陸上部に入部した綴喜領子。 部内の十文字道高に憧れているが、理沙と親しげなことが気になってしまい自分に自信が持てない。 一方、陸上部内の成川は十文字への好意に気づきながらも領子のことが好きで…。 それぞれの不器用でもどかしい思いが行き交う青春ラプソディー。