仁科が打ち合わせに訪れたカフェは、学生時代の親友・美山がオーナーを務める店だった。10年振りの再会を懐かしむ仁科とは対照的に、美山は自分を覚えていないかのように素っ気ない。確かに存在した“友情以上”の関係。切ない「初恋」だったあの頃にはもう戻れないのか──?大幅加筆&描き下ろしを加えた待望の最新刊「嵐のあと」後日談『doubleline』も収録!