「真の女の秘所は春画とは別物よ。ほら、ね」・・頃は幕末。剣の修行は怠れど、枕絵研究に怠りなし。まだ見ぬ女体に日夜、股間の刀を研ぐ誠二郎を優しく誘ってくれた兄嫁殿。彼が開眼したのは、友の土方、沖田らとは異なる枕絵師の道であった。