著者名:
石持浅海 | |
安心・安全のシステムで人殺しを請け負う「殺し屋」富澤允。大好評の〈殺し屋が主人公の日常の謎〉ミステリー。ひとりにつき、650万円で始末してくれるビジネスライクな殺し屋、富澤允。依頼を受けたら引き受けられるかどうかを3日で判断。引き受けた場合、原則2週間以内に実行する。だが、依頼人やターゲットの奇妙な行動が、どうにも気になって……。依頼人はなぜ病院の駐車場でターゲットを殺してほしかったのか?不倫の密会で、いままで嵌めていなかった指輪をわざわざ嵌める理由は?なぜ、女性はある路地に入るとパンプスからビーチサンダルに履き替えるのか?仕事の遂行には支障なさそうだが、どうにも気になる奇妙な行動の理由を、殺しのついでに解き明かす。今回は富澤の商売敵となる有能な女性殺し屋も登場。二人の殺し屋が交錯する話もあり、ますますスリリングです!
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