宝生(ほうじょう)みおは、親をなくし路頭に迷っていたところを大財閥の華麗なる御曹司・黒狐院御咲(くけついん おさき)に救われる。彼の正体は、妖怪の王・九尾の黒狐だった。次第に彼に魅かれていったみおは、黒狐院と相思相愛となり恋人関係に。ある日、妖狐一族の長・天ケ瀬宗司(あまがせ そうし)の招待で名門妖怪が集まるパーティーに参加することになった二人。ところが会場の豪奢な天ケ瀬邸には、危険な恋の罠が待ち受けていて―!?