著者名:
青梅あお | |
『高校最後の夏、俺と渓介は二人だけの秘密を持った――』押し殺した恋心がたどり着く先は、天国か、それとも地獄か。朝倉櫂(あさくら かい)は、幼馴染の戸山航一(とやま こういち)に長い間、恋をしていた。この先もずっと一人で抱えていくものだと秘めていた想いは、クラスメイトの井口渓介(いぐち けいすけ)にあっけなくバレてしまう。航一に知られて関係が壊れてしまうことを恐れる櫂に対して、渓介は飄々とした態度で「それなら、俺と付き合ってよ」と提案してきて――。流れゆく時の中で、恋の終わりと始まりを、君と。想い溢れるセンシティブラブストーリー。
話で読む | 巻で読む |