著者名:
関谷青子 | |
矢島貴子は、夫・恭平と保育園に通う一人息子の将平の3人で暮らす専業主婦だったが、34歳にもなるというのにどの仕事も長続きしない夫との生活にイヤケがさしていた。食べていくためには自分が働かなくては…幸い、結婚前の職場に復帰することができて、しかも働きぶりに対する高い評価も得られて、貴子は久方感じたことのなかった人生の充実感を噛みしめる。しかし、そんな貴子とは真逆に夫・恭平は相変わらず仕事も決まらず、日々くすぶっていくばかり…愛想が尽きた貴子はついに離婚を切り出すのだが、なんと逆上した恭平は息子・将平に包丁を突き付けて…!? 恵まれない結婚生活の中で決死の選択をした女性の奮闘を描く、リアル共感ストーリー!(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.1−(2)」の内容と重複しています。ご注意ください)
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