恋人なんて面倒くさい。セフレだけで十分だ。今夜も街で一晩の相手を探す柊伍。いい相手がみつからなければ、デリカテッセンを営む春久の家へ押しかけて、夕飯と身体をご馳走になるだけだ。春久は恋人でも、セフレでもない…たった一人の“友人”だ。ところがある日、気まぐれに恋人を作ろうとした柊伍に、これまで何も入ってこなかった春久が突然詰め寄ってきて…?