何不自由ない物と兵隊に囲まれた白い塔に拉致された俺。そこには外界を知らない同じ年の王子・レオがいた。いつか一緒に逃げだすことを夢見て、俺たちはふたりきり囚われの身で過ごした。けれど、脱走に失敗して俺が撃たれてからレオは豹変…酒と快楽に溺れ、欲望にまかせ俺を犯す日々。汗と精液にまみれ舌と体を絡ませあいながら、それでも飛びたつことを諦めずにいた、ある日――!?