志井淳也は就職先の研究所で、憧れていた同じゼミ出身の西宮佳仁に会う。西宮は学術誌にも掲載された論文に助手として関わっていたため大学の時から有名人だった。その話を聞きたかったのに、なぜか西宮の言葉一つ一つにドキドキしてしまい……。