大学生の清水靖也が花の香りで目覚めると、一糸まとわぬ姿でベッドに横になっていた。愕然とする靖也を迎えたのは、クリスマス・イヴに彼女に待ち惚けをくわされ、時間つぶしに入ったラウンジで相席になっただけの男、北條至信だった。大学生のときに起業し、現在は投資家だと優しく語った北條は、まるで別人のように態度を一変させ、傲慢な態度で「気に入ったから手に入れる」と靖也を凌辱するが……。天使のような容貌に気の強い性格の良家の子息と有閑な富豪とのドラマチック・ラブ&エロス。