彼方と九朗が住む三日月村では、昔飢餓から村を救ったという狐一族の末裔と、狐の嫁の末裔が毎年夏の祭りで婚姻の儀式を行い、一夜を共にすることで、災いから村を守るとされていた。そしてお互いその一族の末裔である彼方と九朗は、この夏役割を引き継ぐことになっている。けれど村の風習を信じている彼方と違い、九朗はやる気がない様子。九朗になら……と思っていた彼方はその様子に傷つくが!?(この作品はウェブ・マガジン:花丸漫画 Vol.26に収録されています。重複購入にご注意ください。)