「貴女のような女性を見ると躾けたくなるんですよ」憧れの古民家へ引っ越した小説家・葦原祐実。犬を飼うべく警察犬訓練所へ向かうと、そこには顔の整った訓練士・西荻雅人が。懐いてきた柴の子犬を飼うことに決め、早速講習会を受けるも彼の一挙一動にドキドキが止まらない…っ!その時、急接近してきた雅人に「僕の犬になってください」と印をつけられてしまい!?飼い主×訓練士の不思議な関係が今、始まる――。