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2024/02/21
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前島密の構想力

著者名: 加来耕三
作品詳細

変革の時代においては、社会の前提条件、現実そのものが著しく変化していく。昨日の常識、習慣、慣例、思い込みが、今日には通じなくなる。一刻も早く、多くの日本人が納得できる形で、時代を回天させなければならない――ここに前島密は、時代の枠組みを見据えた上での“構想力”をカタチにして導いていく。“日本郵便(郵政)の父”と称されることの多い前島密だが、その功績は江戸遷都、新聞、鉄道、電信・電話、教育、運輸など多岐にわたる。本作は、まさに前島密の“大河ドラマ”である。著者について歴史家・作家。1958年大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科卒。同大学文学部研究員を経て、著述活動に入る。「歴史研究」編集委員。現在は大学・企業の講師をつとめながら、テレビ・ラジオの番組監修、出演など多方面で活躍している。主な著書に、『幕末・明治の英傑たち』(つちや書店)、『日本史に学ぶ一流の気配り』(クロスメディア・パブリッシング)、『1868 明治が始まった年への旅』『海援隊異聞』『評伝 江川太郎左衛門』(いずれも時事通信社)、『幕末維新 まさかの深層』(さくら舎)、『西郷隆盛100の言葉』(潮出版社)、『歴史に学ぶ自己再生の理論』(論創社)ほか多数。平成30年歴史研究会「歴史大賞功労書」受賞。

出版社:つちや書店
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