「おめー迷子?」「帰れない…朝まで帰ってくるなって…」父親から虐待を受けている少年・律哉。真冬の夜、凍える律哉に声をかけたのは、母親から育児放棄され、似た境遇に育った少年・真也人だった。この出会いが互いの運命を大きく変えていく――――。