著者名:
りんこ/三原しらゆき | |
「狐の妖怪に惚れるなんて本当にオレ、どうかしている――」。ギャンブル大好きな、なまぐさ坊主・円楷(29)。金欠なところに、殺生石の呪いをとく依頼がきて、力もないのに引き受けてしまう。殺生石は、かつて鳥羽上皇の寵姫だった玉藻前が、九尾の狐であることがバレて退治された姿だった。呪いを無事、祓ったかと思いきや、円楷の目の前に美しい九尾の狐の青年・玉嵐が現れて…!? 明るくお人好しななまぐさ坊主と過去を背負ったフェロモン妖狐。カラダから始まった関係はやがて――?
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