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シェール革命【電子書籍版】

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作品詳細

世界情勢を激変させたエネルギー業界のイノベーターたちの物語米国を「エネルギー大国」の地位に押し上げ、世界情勢に劇的変化をもたらしたシェール革命。この重大な革命は、誰によって、いかに成し遂げられたのか?内幕をドラマチックに描く。「フィナンシャル・タイムズ」、『エコノミスト』、『フォーブス』の3紙誌が「年間ベストブック」に選出。「ザッカーマンはフラッキング事業者たちの壮大な冒険を詳細かつ巧みに描いている。現代世界を動かす根源的な力を理解したい人は、ぜひ本書を読むべきだ」──『フォーブス』誌「独創性、虚勢、巨万の富の追求を描いた、アメリカの昔ながらの物語」──「フィナンシャル・タイムズ」紙概要2010年頃から本格化したシェール革命によって、米国は自国の地中深くにある原油・天然ガスを利用できるようになり、またたく間に「エネルギー大国」となった。米国が中東の原油に依存する必要がなくなったことは、世界情勢に多大な影響をもたらした。米国産シェールに対抗すべく、サウジアラビアとロシアが手を組んだ「OPECプラス」の設立、米軍のアフガニスタン撤退、ウクライナ危機……。激変の引き金となり要素となった「シェール革命」を成し遂げたのは、しかし、当初“夢想家”と嘲笑されていた、無名の企業家たちだった。彼らは時に破綻(はたん)寸前になりながら、並外れた執念、豪胆さ、革新力で、前人未踏の事業を成功に導いていく。地政学的変化を引き起こした“偉大なる山師たち”の、波乱万丈のストーリー。<著者>グレゴリー・ザッカーマン(Gregory Zuckerman)「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙の特別ライター。ノンフィクション作家。著書に『史上最大のボロ儲け──ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか』(CCCメディアハウス)、『最も賢い億万長者──数学者シモンズはいかにしてマーケットを解読したか』(上下巻、ダイヤモンド社)など。前記2冊はいずれもベストセラーとなった。経済・金融ジャーナリストの最高の栄誉とされるジェラルド・ローブ賞を3度受賞。妻と2人の息子とともにニュージャージー州に在住。<翻訳者>山田美明(やまだ・よしあき)英語・フランス語翻訳家。東京外国語大学英米語学科中退。訳書に、グレゴリー・ザッカーマン『史上最大のボロ儲け──ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか』(CCCメディアハウス)、ジョセフ・E・スティグリッツ『スティグリッツ PROGRESSIVE CAPITALISM』(東洋経済新報社)、エマニュエル・サエズ+ガブリエル・ズックマン『つくられた格差――不公平税制が生んだ所得の不平等』(光文社)、レベッカ・クリフォード『ホロコースト最年少生存者たち──100人の物語からたどるその後の生活』(柏書房)、他多数。<解説者>小山 堅(こやま・けん)一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 専務理事・首席研究員。著書に『国際エネルギー情勢と日本』(共著、エネルギーフォーラム)、編書に『シェール革命再検証』(エネルギーフォーラム)など。University of Dundee博士(Ph.D.)。原著:The Frackers──The Outrageous Inside Story of the New Billionaire Wildcatters, Enlarged paperback edition, 2014

出版社:楽工社
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