やまだ書店からのお知らせ
2024/02/21
2月26日13時頃より15時頃までシステムメンテナンスを実施いたします。

≫詳しくはこちら

水張田の季節

著者名: 柳原恵津子
作品詳細

研究者としての仕事と家庭を行き来しながら詠まれた、気鋭の著者による第一歌集。初期作品から現在まで、現代短歌社賞佳作となった連作「水張田(みはりだ)の季節」を含む344首を収録。〈栞〉染野太朗「サンダルと万緑」樋口智子「春はまた、花を連れてくるから」黒瀬珂瀾「忙しくって、寂しくて」〈収録短歌より〉生きているだけでふたたび夏は来て抜け殻に似た棚のサンダルそれぞれの臓腑に白く降る雪よわれには淡く父には深くラスボスとして死の影の差す午後にいっしんで書く勤務報告おやすみ、と書斎へ向かうこの人も燃えさかる一点をめぐる星夕凪の汀の喜怒をきらめかす十八度目の冬のむすめは

出版社:左右社*
話で読む
巻で読む